わたし、二番目の彼女でいいから。(3)

小說
わたし、二番目の彼女でいいから。(3)
出版社

KADOKAWA

價格

¥726

發售日

2022-05-10

頁數

328

ISBN

978-4049142327

作者

西條陽

插圖

Re嶽

簡介

桐島くんを二人で共有しよ? 加速する歪な三角関係が墮ちる先は……。

「ねえ、私たちで桐島くんを共有するの、ダメかな……?」

俺は今、橘さんと付き合いながら、早坂さんとも付き合っている。

共有のルール。それは互いに抜け駆けしないこと。「一番目」になれない方が傷つくなら、それは優しい関係とすら言えるだろう。

たとえそれが、歪で、甘美な延命措置に過ぎないとしても。

だけど……。

二番目でよかったはずなのに。

それでも一番目になりたくて。

互いにエスカレートする好意と行為。

その果てに、俺らの関係はやがて軋みを上げ始め……。

もがいて、すがりついて、大事だった何かを摩耗させながら。

どこまでも深みに墮ちていく。