某科學的超電磁炮とある科學の超電磁砲
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簡介
夏休みの學園都市にある、とあるファミレス。
このファミレスにいつものように集まっていた御坂美琴(みさか みこと)、白井黒子(しらい くろこ)、初春飾利(ういはる かざり)、佐天涙子(さてん るいこ)の4人は、特に目的があるでもなくダラダラと世間話に花を咲かせていた。
美琴たち3人が暑さで気だるそうにしている中、1人だけテンション高めな佐天は、ある提案をするのだった。
「おっ。だったらどうです例のあれ! こういう無理矢理な冷風じゃなくって、もっと心のほうから涼しくなる伝統的な例のあれ!!」
「……佐天さん。お化け屋敷とかじゃないですよね?」
これまで佐天の話に乗っかってもロクな目にあったことがない3人。そのリアクションはすっかり冷めきったものだった……。そんなところに5~6人の小學生たちが入ってくる。
美琴は小學生たちにさして興味を抱いていなかったのだが、彼らの會話に不穏な內容が混じっていることに気付く。しかし、彼らが何について話しているのかいまいち分からずにいると、それに気付いた佐天がさも當然といった口調である都市伝説の名前を挙げるのだった。
「なーんだ、“空き地のカミキリムシ”みたいですね」
とっさに「何それ?」と聞き返す美琴に、佐天は詳しい説明をすることに。
「都市伝説。あたしはそんなにって感じですけど、もっと低い層で流行ってるみたいです。何だっけ? 空き地で遊び疲れて居眠りすると、ハサミを持った女が近づいてきて髪の毛を切られる……だったかな」
そんな佐天の話に興味を抱いた美琴は、小學生たちにこう告げるのだった。
「教えてくれる? そのカミキリムシのこと」