志倉千代丸
簡介
志倉 千代丸(しくら ちよまる、1970年7月3日 - )は、日本の作詞家、作曲家、音楽プロデューサー、実業家。
株式會社ドワンゴ取締役兼同子會社株式會社MAGES.代表取締役會長。埼玉県出身。父はミュージカルぼーいずのリーダーである志村としお。兄は音楽プロデューサー兼ゲームプロデューサーである富士丸翔。
小學生の頃からBASICでプログラムを組み、自作ゲームを雑誌に投稿していたが、この頃は音楽には興味がなかった。中學生時代にBOØWYの影響でバンド活動を始める。當時はドラムを擔當しながら、作詞・作曲・編曲を全てを自身で行い、次第に曲作りだけをしたいという思いが募っていった。並行してプログラミングも続けており、この頃の「晝はプログラミング、夜はバンド活動」という廚二病(本人談)生活が後の活動につながっていく。
日本電気株式會社(NEC)の子會社にプログラマーとして入社し、「ISDN」プロジェクトチームに研究員として配屬されるも、急に先輩に叱られたので心が折れ、7ヶ月で退社しゲーム業界へ。
音楽家として自立することを考え、ゲーム好きであったことからゲーム音楽に可能性を見出し、ヒューマン株式會社にプログラムにも強い作曲者として採用される。『ファイヤープロレスリング』『フォーメーションサッカー』『クロックタワー』シリーズなどの作曲に関わり、同社の『爆走デコトラ伝説』の演歌で名前が知られる様になる。その後に退社。須田剛一とはヒューマン時代からの仲。
サイトロン・デジタルコンテンツに屬し、音楽プロデューサーとして磯江俊道らと共にKIDより発売されているゲームや、その他様々なメーカーの楽曲を手がける他、水樹奈々や小倉優子、村田あゆみへの楽曲提供、『NOVAうさぎのうた』や數々の人気聲優ユニットを世に送り出している。
AKB48のメンバーが出演する公共広告機構(現:ACジャパン)とNHKとの共同キャンペーンCM「3Rで地球を救おう」に楽曲を提供した。
東京・池袋のテーマカフェ「王立アフィリア魔法學院」、名古屋の「王立アフィリア・ダイニング」のプロデュースを手がけ、同店のテーマソングなども発表している。
2005年4月にサイトロン・デジタルコンテンツ取締役兼総合プロデューサーを辭職して、株式會社5pb.の立ち上げに參加し代表取締役社長に就任。
2008年4月より桃井はることラジオ『THE WORKS』(FM NACK5)のパーソナリティとして出演している。
2011年6月にAG-ONEと5pb.が合併して発足した株式會社MAGES.の代表取締役社長に就任した。
2011年12月よりつんく♂と共同で、『AKIHABARAバックステージpass』をプロデュースしている。
2013年12月に株式會社ドワンゴによる大量株買収により同株式會社MAGES.は完全子會社化、後にドワンゴの執行役員に、2014年10月1日にはドワンゴグループとKADOKAWAグループの経営統合(KADOKAWA・DWANGO)に伴うドワンゴ経営方針見直しに伴い、取締役に就任。
2015年4月1日付でMAGES.會長に就任。